【英語学習】洋書の読書量を増やすための11つの方法
みなさんは年間にどれくらいの洋書を読んでいますか?
私は以前から洋書をたくさん読みたいという思いがあったのですが、読む時間がなかったり、電子書籍で読もうとしても集中出来ずなかなか実践出来ずにいました。
ちなみに過去に読んだ洋書の数を下記に記載します。
過去の年間読書量(洋書)
2015年: 1冊
2016〜2019年: 0冊
2020年: 5冊
2021年: 0冊
2022年: 2冊
2023年: 28冊
今までは年間に、0〜数冊の洋書しか読んだ事がなかったのですが、なんと2023年は28冊も読む事が出来ました!
洋書をたくさん読んでいる人にとっては28冊はそれほど多くはないですが、過去の冊数を考慮するとすごい変化だと思いませんか?
しかも、「洋書をもっと読もう」と決めたのは去年9月頃。年末の12月までたった4ヶ月で、今までにない洋書を読む事が出来たのです。
そこで、私が取り組んだ「洋書の読書量を増やす方法」をいくつかご紹介いたします。
1. 目標を決める
まずはじめに、1年間でどれくらい本を読みたいのか、チャレンジング且つ実際に実現出来そうな目標を設定しました。
今年私は1年間で100冊の洋書を読むと決めました。
この目標だと、1週間に2冊以上のペースで読まないといけません。
私は英語のネイティブでもないですし、自営業で子育てや家事もしています。
そこで、短編小説や、Audible(オーディブル)のでポッドキャスト仕立てになっている作品も1冊読んだとカウントすると決め、少しハードルを下げることにしました。
そして、私はこのブログで100冊読む!と目標を宣言してしまったので、それも読書をするモチベーションにつながっています。
自分なりの目標設定と、それを周りに公言する事で実行につながります。
2. 読書に当てる時間をみつける
1日のスケジュールを振り返って、まず読書に当てられる時間がどれくらいあるのかを振り返ってみて下さい。
出勤前、通勤時間、昼休み、夕食を作っている時、寝る前など。また、無駄にソーシャルメディアに時間を費やしている時間はありませんか?
私はポッドキャストを聴くのが趣味なのですが、ある時、ポッドキャストを聴いている時間を本を読む時間に当てどうだろう?思いつきました。
ポッドキャストだと聴き終えた時の達成感は特にないのですが、本だと1冊読み終えた!という達成感があります。
もっとこの達成感を味わいたいと思った事がきっかけで、読書量がグッとアップしたのです。
実は意識していないだけで、読書に変えられる当てる時間はありませんか?
マインドセットを変えて、普段している事を読書の時間に変えるだけで、読書をする時間を確保できます。
3. オーディオブックを活用する
オーディオブックは本当に便利です。オーディオブックの便利さに気づいてしまった事も洋書の読書量をアップさせた大きな要因です。
スキマ時間に本を読む事が出来ます。寝る前にリラックスしながらオーディオブックを聴いたり、メリットが多数です。
オーディオブックの魅力については、それだけで記事が書けてしまう程。
こちらについては『耳から英語を学ぶ!洋書を読むのにオーディオブックが選ばれる5つの理由』という記事を載せていますので、是非合わせて読んでみてください。
4. 同時何冊かの本を読む
私は常に3-5冊くらいの本を聴くようにしています。
今までは1冊ずつ本を読んでいて、他の本を同時に読む事はありませんでした。
しかし、朝に起きてすぐ聴きたい本、夜寝る前に聴きたい本など、気分次第でどんな本を読みたいか変わってくる事に気づいたのです。
また、どんな作業をしているかによっても聴きたい本が変わってきます。
例えば料理をしている時はレシピを見たり、子供が話しかけて中断される事が多いので、それほど集中しなくても聴けるような本を選んでいます。
聴く本の選択肢を増やすことで、いつでも本を聴けるようにしています。
5. 読書アプリを活用する
私は読書管理アプリの「goodreads (グッドリーズ)」と「The StoryGraph(ストーリーグラフ)」の2つを利用しています。
特に最近使い始めた「The StoryGraph」はオーディオブックを記録するようにもデザインされています。
また、どんなジャンルの本を読んだのかグラフで見れるようになっているので、とても気に入っています。
多くの読書アプリでは、読書目標の設定や進捗のトラッキングが可能です。
週や月ごとに読みたいページ数や本数を設定し、アプリが進捗をグラフや通知で表示してくれる機能を最大限活用しましょう。
目標に向かって進捗を可視化することで、モチベーションの維持がしやすくなります。
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6. ポッドキャストで読んだ本のレビューを聴く
レビューを読むよりもポッドキャストで感想を聴くと、共感があったり他の人の意見を英語で学ぶ事が出来ます。
特にベストセラーや人気の本は、多くの場合誰かがポッドキャストでレビューを語っています。
私は、このレビューを聴くのが楽しみで、早く本を読み終えたいというモチベーションに繋がっています。
本当なら、本を読んで誰かとディスカッションするのがいいのですが、洋書となるとなかなか同じ本を同時に読んでる人は周りにいないですよね。
ポッドキャストだと、他の人がそんな風に思っているんだ、とか私もそう思ったという共感がより身近に感じやすいです。
著者本人が、本について語っていることもあるので、裏話や本の内容がより一層理解出来ておすすめです。
7. 読んだことのないジャンルを試してみる
実は最近まで、小説はほとんど読んだことがありませんでした。
本を読む事があっても、日本語でビジネス書や自己啓発系ばかりを読んでいたのです。
ある時Amazonのおすすめので、Sally Rooney(サリー・ルーニー)の『Normal People(ノーマル・ピープル)』という本を見かけ、自己啓発系の本だと思って聴き始めました。
しかし、その本は実は小説だったのです!
偶然聴いた本が聴きやすい上に、内容も気に入り、結果同じ著者の本を立て続けに読んでしまいました。
そして、今ではそれがお気に入りの本の1つとなったのです。
まさか小説がこんなに面白いとは、自分でもびっくりしました。そして、それがきっかけで読んでみたい本の数がかなり増えたのです。
自己啓発やビジネス書だと、英語が難しいと感じる事がありますが、小説だと実はもっと簡単に聴ける事があります。
私は偶然、他のジャンルの魅力も気づく事が出来たのですが、今まで読んだことのないジャンルを試してみることで、本の選択肢を増やす事が出来ます。
8.図書館を利用する
洋書を読む上での一番のネックは、値段が高いという事ではないでしょうか?
多読となると、お金がかかります。
こういった時に図書館を利用するのがお勧めです。
特に、オーディオブックは実際に図書館へ行かなくても、アプリで返却が出来たり、期限がすぎると自動的に返却となるので、手間が省けます。
住んでいる地域に、電子書籍やオーディブックのサービスがないか是非探してみてください。
9. 有料のAudible(オーディブル)などのオーディオブックサービスに登録する
Amazonが提供しているAudible(オーディブル)は有料ですが、メリットがあります。
カタログから読みたいものをたくさん選ぶ事が出来るからです。
また、せっかくお金を払っているので元取ろうというを気持ちが生まれ、読書をする事に繋がります。
私は以前、カナダのヨガスタジオで働いていた事があるのですが、そこで働いてる人は無料ででヨガのクラスを受ける事が出来たのです。
以前会員になっていた時は、「お金を払っているのだから毎日クラスに通おう!」と思っていたのに、そこで働き始めた途端、無料だからいつでもクラスを受けられるという思いから、クラスから足が遠のいてしまいました。
これは私だけではなく、仕事仲間にも同じ事が起きていました。
読書も同じです。お金を払うと「本を読まないといけない」という責任感が生まれ、モチベーションになります。
オーディオブックサービスの月額はそれほど高くないので、是非有料のサービスに登録してみてください。
10. コードレスイヤフォンやネックスピーカーを使う
子供を出産した翌年の2020年、今までほとんど洋書とは無縁だったのに、なぜか5冊ほど読んでいます。
今思い返すと、子供の昼寝をさせるために外を散歩しながらオーディブックを聴いていたのです。
ちょうどその頃AirPodsを購入し無線で本を聴き始めました。
コードレスのイヤフォンだとこんなに便利なんだ!とその使い勝手の良さに気づきました。
今はイヤフォンばかり使っていて耳が痛くなってしまう事があるので、ネックスピーカーと使い分けて利用しています。
本を聴く時の環境を快適にする事は、読書量を増やす事に繋がります。
今は本を聴くのがとても快適になりました。有線でオーディオブックを聴いている人は、コードレスのイヤフォンに変える事をお勧めします。
11. 読んでみて興味のない本は途中でも読むのをやめる
洋書を読み始めた頃、これを実践するのに苦労しました。
以前読み始めた本で、なかなか読んでも面白いと感じられない本がありました。
でもせっかく洋書をここまで読んだのだから、今辞めてしまってはもったいないと思い、50%くらいまでだらだら読み続けた本がありました。
一旦本を読み始めると、最後までその本を読み終えないといけないという謎の義務感が生まれます。
でも、世の中にはたくさんの本があってつまらないと感じる本に時間を割いていては勿体ないのです。
いくら高評価の本でも自分にとって面白くないものは、潔く途中で辞めましょう。
私は大体最初の15%くらい読んでも面白くないものは、読まないようにしています。
途中でやめたとしても、「こういうジャンルの本は自分には向いていないな」、とか「この著者の本はもう読まなくていいかな」、といった学びがあるのです。
最後まで読まなくていいという事を決めることで、肩の力を抜いて、楽しみながら読書をする事が出来ます。
人生時間が限られていますので、続きが気になる本や楽しく読める本を読むようにしましょう。
おわりに
過去の読書量が0冊に近かった私でも、以上の事を実践し読書量を増やす事が出来ました。
ほとんど洋書を読んだことがない人でも、紹介したいずれかの事を実践すれば確実にアップさせる事が出来るはずです!
是非トライしてみて下さい。
今後も洋書の読書量をアップさせる方法を常に探っていき、新しい方法があればまたご紹介させてただきたいと思います。