【洋書リスト】2023年12月に聴いた洋書のリスト

 

1.『Evil Has a Name: The Untold Story of the Golden State Killer Investigation 』by Paul Holes, Jim Clemente

Golden State Killer事件の捜査の裏側が良く分かるポッドキャストスタイルのドキュメンタリー。興味深くて次々にエピソードを聴いてしまった。ポッドキャストのように1話が短めのドキュメンタリー形式なので、聴きやすい。速さは1.2倍速くらいで聴いた。

2. 『Demon Copperhead』by Barbara Kingsolver

長かった!こんなに長い小説を聴いたのは初めて。映画を見ているみような感覚だった。1.2から1.5倍速のスピードで聞いた。主人公Demon(デーモン)の人生が一人称形式で語られている。波乱万丈のすごい人生。最後は希望を持たせる終わり方で良かった。最初の方は話に興味があったが、デーモンが薬物中毒になってからは少し中弛みな気がした。薬って処方箋から中毒になるんだと、勉強になった。チャールズ・ディケンズの『David Copper Field』 を知っていたらもっと楽しんで読めたかもしれない。話の中で出てくるポップカルチャーから推測する限り、デーモンは私と同じくらいの世代かな?と思いながら聴いた。そして、最後にセラピストからの勧めで自分についての事を書いてと言われて、それがこの本につながっているというのもなかなか面白い話の流れだなと思った。


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3.『Murder, We Spoke』by Kat Johnson

私の好きなポッドキャスターJim Clemente(ジム・クラメンテ)がこのポッドキャストの名前に入ってたので聴いてみた。Last Pod Cast on the Leftのホストの一人もこのオーディブルの中でコメントしていて、それぞれTrue Crimeというジャンルをエンターテーメントとして取り扱う人の理由が知れて良かった。True Crime(トゥルー・クライム)好きにおすすめ。1.2倍速くらいで聴いた。様々な人が出てくるが、全体的に聴きやすい。

4. 『Call Me God: The Untold Story of the DC Sniper Investigation 』by Jim Clemente, Tim Clemente

DC・スナイパーケースの話。DCエリアの銃撃だけではなく、もっと前から犯人は殺害を犯していたとは知らなかった。元FBIプロファイラーのJim Clemente(ジム・クラメンテ)のプロファイリングは改めてすごいと思った。Spot on!(的確!)最後のエピソードは被害者家族のコメントを聴いて涙が出てきた。この事件の経緯がかなり詳しく語られているので、True Crime好きにはおすすめ。

5. 『Unmasked: My Life Solving America's Cold Cases』by Paul Holes

Golden State Killer(ゴールデン・ステート・キラー)の事件を解決したPaul Holes(ポール・ホールズ)の本。Golden State Killerの事件の解決までの経緯も詳しく書かれているので、事件の裏側や、犯罪捜査の裏側、True Crime好きにおすすめ。

 

あとがき

12月はDemon Copperheadを聴き終えるまでにかなり時間がかかったため、疲れてしまった。そのため読み終わった後の反動で、自分が好きなジャンルのTrue Crime系のオーディオブックやポッドキャストを聴きあさった12月だった。

 
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