【2023年版】トゥルー・クライムおすすめ英語ポッドキャスト10選

 

True Crime(トゥルークライム)というジャンルを耳にしたことがありますか?トゥルークライムは、実在する犯罪に焦点を当てたジャンルで、リアルな犯罪の真相や捜査の舞台裏に迫るコンテンツです。このジャンルは、真実を探ることへの楽しみがあったり、犯罪や人間の行動心理についての理解を深めさせてくれるので、世界中の多くの人々を引きつけています。

私もカナダに来てからトゥルークライムのジャンルにはまり、時間を見つけてはドキュメンタリーやポッドキャストを聴いています。今回は、その中でも英語で聴けるおすすめのトゥルークライムポッドキャストをいくつかご紹介します。過去に完結した作品と、毎週配信型のポッドキャストを両方リストに載せているので、ぜひお気に入りを見つけください!

 

1. Real Crime Profile (リアル・クライム・プロファイル)

Jim Clemente(ジム・クレメンテ)(元FBIプロファイラー)、Laura Richards(ローラ・リチャーズ)(犯罪行動分析家、元スコットランドヤード)およびLisa Zambetti(リサ・ザンベッティ)(CBSの「クリミナル・マインド」のキャスティングディレクター)の3人がホストしているポッドキャスト。元FBIのプロファイラーと犯罪行動分析家がホストなだけあって、犯罪者の分析が詳細に解説されていてかなり面白い!個人的に犯罪系で毎週配信されるポッドキャストの中で一番好きなポッドキャスト。2023年12月時点で480以上のエピソードが配信されてあるが、面白すぎて前に遡ってほどんどのエピソードを聴いてしまった。毎週水曜日に配信されるのをいつも楽しみにしている一押しのポッドキャスト。

 

2. Bear Brook (ベア・ブルック)

ニューハンプシャー州の犯罪を扱ったポッドキャスト。おすすめはシーズン1。Bear Brook(ベア・ブルック)殺人事件に焦点を当てている。完結型のポッドキャストで一番好きな作品だ。別の事件が徐々に1人の人物に繋がっていって、続きが気になり次から次へとエピソードを聴いてしまった。何人かにこのポッドキャストをすすめたのだが、聴いた人は全員面白い!と言っていた。トゥルークライム好きなら絶対おすすめ!この事件で少女の身元を調べるために使われたGenetic Genealogy(遺伝子系図)という画期的な技術が、今後の犯罪捜査の進め方を変えた重要な事件。

 

3. Crime Junkie (クライム・ジャンキー)

よく人気ランキングのトップに登場しているので、聴いたことがある人も多いはず。Ashley Flowers(アシュリー・フラワーズ)とBrit Prawat(ブリット・プラワット)の2人によるポッドキャスト。特にアシュリーの話術が優れていて、毎回話に引き込まれてしまう。フレンドリーで聴きやすい話し方も人気な理由。毎週配信型のポッドキャストで、様々な未解決事件や犯罪の背後にあるストーリーを紹介し、事件の経緯や捜査の詳細、そして事件の謎に迫る過程をリスナーに提供している。

 

4. Teacher's Pet (ティーチャーズ・ペット)

『The Teacher's Pet』は、2018年に公開されたオーストラリアのクライムポッドキャストで、リネット・ドーソンの失踪事件を扱っている。オーストラリアの新聞であるThe Australianによって公開され、2020年時点で、約3000万回のダウンロードを記録しており、オーストラリア、イギリス、カナダ、ニュージーランドのポッドキャストチャートで1位を獲得した。また、このポッドキャストがきっかけで、再度この事件が調査される事になった。実際に犯人が逮捕されたかどうかは、是非このポッドキャストを聴いた後に調べてみて欲しい。オーストラリア英語なので、慣れないと少し聴きづらいかもしれないが、内容が興味をそそられるので、一気に聴いてしまう事間違いなし。

 

5. My Favorite Murder (マイ・フェイバリット・マーダー)

『My Favorite Murder』通称『MFM』は、Karen Kilgariff(カレン・キルガリフ)とGeorgia Hardstark(ジョージア・ハードスターク)がホストするクライムコメディポッドキャスト。毎週、カレンとジョージアは興味深い真犯罪や友達やリスナーからの話を共有している。2016年1月に「MFM」が始まって以来、カレンとジョージアは真犯罪への生涯の興味を共有し、ナイト・ストーカーのような悪名高い連続殺人犯、謎めいた未解決事件、魅力的なカルト、信じられない生存者の話、そして1921年のタルサ・レース大虐殺のような歴史上の出来事を取り上げている。コメディポッドキャストなので、クライム系がそれほど好きではない人も楽しんで聴けるはず。毎週配信されているので、好きなエピソードを見つけて聴いてみてほしい。

 

6. Scamanda (スキャマンダ)

癌である事を偽った女性Amanda(アマンダ)についての話。タイトルからも分かる通り、Scam (詐欺)とAmanda (アマンダ)を掛け合わせているので、どんな話かは想像がつくかと思う。ある時アマンダは癌との闘病日記のブログを開始し、その姿は彼女の地元コミュニティだけでなく、世界中のフォロワーに感動を与え、引き込んでいく。ある日、プロデューサーのナンシーは匿名の情報提供を受け、アマンダのブログを見るように告げられる。これがきっかけで、ナンシーはアマンダの信じられない秘密を明らかにする。これは完結型のポッドキャスト。どこにでもいそうな女性がこんな事をするなんて!殺人などのヘビーなポッドキャストが苦手な人でもこれなら興味深く聴けるはず。

 

7. Last Podcast On The Left (ザ・ラスト・ポッドキャスト・オン・ザ・レフト)

『The Last Podcast on the Left』は、トゥルークライムを扱ったブラックコメディのポッドキャストで、ホラー、ユーモア、、不気味な現象、未解決事件など、さまざまなテーマを扱っている。男性の3人のホストによって運営されている。その独自のスタイルとブラックユーモアで知られており、リスナーに不気味で興味深いトピックについて学びながら笑いを提供している。悪名高い殺人鬼や事件の犯人などを、ジョークでぼこぼこにするあたりが、聴いていて快感。犯罪系とコメディが好きならおすすめ!

 

8. Your Own backyard (ユア・オウン・バックヤード)

『Your Own Backyard』は、カリフォルニア州で発生したKristin Samrt(クリスティン・スマート)行方不明事件に焦点を当てている。同時学生だったクリスティンは1996年に行方が分からなくなり、未だにその謎が解けていない。ポッドキャストでは、事件の背後にある情報や状況、捜査の詳細などについて掘り下げられている。ストーリー自体も興味をそそられ面白い上に、なんとこのポッドキャストがきっかけで、再度この事件が調査される事になったのだ。ポッドキャストが実際の事件にポジティブな影響を与えてくれる事を分からせてくれた、おすすめのポッドキャスト。

 

9. What about Holly? (ホワト・アバウト・ホリー)

1981年の1月の午後、ヒューストンの外れの森で、ある男性のジャーマン・シェパードが恐ろしい発見をする。そこには、ひどく腐敗した状態で見つかった若い男性の遺体があり、彼は殴られて死亡していた。さらに、同じ場所で女性の絞殺死体も発見された。40年にわたり、これらの犠牲者は無名のままだった。しかし、2021年末、チームの遺伝子家系学者が当時21歳のハロルド・ディーン・クラウスと当時17歳のティナ・ゲイル・クラウスと特定した。彼らは結婚しており、テキサス州に住んでいたカップルで、幼い娘とともにフロリダから移住してきたカップルだった。身元が特定されても、このカップルがなぜ殺されたのか、そして彼らの娘であるホリーは今もし生きていれば42歳になるはずなのに、彼女はどこにいるのかという別の疑問が浮上する。このポッドキャストはこの事件全体の驚くべき詳細を明らかにし、この数十年前の事件を前進させていく。この事件の捜査にもGenetic Genealogy(遺伝子系図)が使われていて、コールドケースの事実が明らかになるの1つ。興味深いのでおすすめ。

 

10. Bone Valley(ボーン・ヴァリー)

1987年、18歳のミシェル・スコフィールドはフロリダのリン鉱鉱床で死体として発見される。その後、2年後に彼女の夫であるレオは有罪判決を受け、終身刑となる。しかし、15年後、これまで身元不明だった指紋が、近くに住んでいた暴力的なティーンエイジャーであるジェレミー・スコットと一致する。ジェレミーは後にミシェルの殺人を自白するのだが、それにもかかわらず、レオ・スコフィールドは未だに刑務所にいる。この画期的なポッドキャスト『Bone Valley』では、ホストのギルバート・キングが、ジェレミーが一連の殺人事件に関与しているとする新しい証拠を明らかにする。刑務所に入れられたレオの不条理さについても考えさせ得られる話。このポッドキャストがきっかけで事件にいい進展があればいいのにと願うばかりだ。


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以上、トゥルークライムおすすめポッドキャスト10選でした。ポッドキャスは無料で聴けます。Audible(オーディブル)やAmazo Musicでは会員登録せず気軽に聴けるので、是非聴いてみてください。

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