【洋書リスト】2023年11月に聴いた洋書のリスト
1.『Reading with Patrick』by Michelle Kuo
先日ブログでもこのレビューを書いたが、 2023年に読んだ中で一番気に入った本。感動する回顧録を聴きたい人には是非おすすめ!
詳しい感想はこちらの記事をご覧ください。
2. 『Motherhood』by Sheila Heti
トロント出身の著者。私の好きな作家Sally Rooney(サリー•ルーニー)がポッドキャストで彼女の名前を言及していたので、聴いてみることに。彼女の作品が新しい小説のジャンルと言われる理由が分かった。この本のメイン舞台はトロントになっている。トロントには住んだことがあるので、情景やシーンが想像できて聴いていて楽しかった。オーディオブックは著者がナレーションをしていてとても聴きやすい。
3.『Leave the World Behind』by Rumaan Alam
Netflix (ネットフリックス)で映画化された本。内容はいまいちだったが、オーディオブックはナレーションも聴きやすいし英語も難しくないのですぐに聴き終えた。映画の日本語タイトルは『終わらない週末』こちらのオーディオブックについてもレビューをこちらに投稿したので、是非読んで欲しい。
4. 『8 Rules of Love』by Jay Shetty
数年前子供が産まれたばかりの時に、パートナーと喧嘩ばかりしてた時に聴きたかった!喧嘩をどう解決するかの方法がとても役に立つなと思った。パートナーにこの本を渡して一緒に読むといいかも。ポッドキャスターだけあって、オーディオブックはもちろん著者本人のナレーションだ。ブリティッシュ英語でハスキー声がなかなかいい。最初は聴きにくいと感じるかもしれないが、声に慣れてくると聴きやすい。1.25くらいの速度で聴いた。
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5. 『Invisible Women』by Caroline Criado Pérez
フェミニズムに興味のある人は絶対読むべき!この世の全てのことが男性を基準にして作られていることが分かる。車の作りから、トイレの場所、キッチンの高さなど。今まで気づかなかったことがたくさん書かれてあって目から鱗だった。オーディオブックは著者がナレーションをしているが、少し読み方が速いので、倍速せずに聴いた。
6. 『The Woman in Me』by Britney Spears
goodreadsの2023年Best Memoir & Autobiographyのカテゴリーで1位になった本。ブリトニーを知ってる人は聴くべき。この本についてもレビューを投稿したので詳しい内容かこちらから。ブリトニーではなく女優のMichelle Williamsのナレーションでかなり聴きやすい。5時間ちょっと長さなので、オーディオブック初心者も聴きやすいおすすめの洋書。
7. 『Pageboy』by Elliot Page
『Juno』という映画で一躍有名になったEliott Pageの回顧録。時系列がバラバラで内容が分かりずらかった。著者の映画は覚えている限りJunoしか見た事がなかったので、映画の話をしている時に出てくる俳優の名前は知らないばかりで聴いていてもよく分からず。また、セックス絡みの描写が赤裸々に書かれていて、wow!と思ってしまった。著者はカナダ人。私はトロントに住んだ事があるので、本の中でストリートカー、カナダのドーナッツ屋さんで有名なTim Hortons(ティムホートンズ)、ホッケーチームのMaple Leafなど、カナダならではの話で共感が持てた。最後の方で本人も言っていたが、まだ彼女の物語は今後も展開していくと言うのはその通りだなと思った。トランスジェンダーの人の気持ちはこの本を読んでもどんな感じかなのか私の想像を超えていて、難しいと感じた。Elliotの声が思春期を迎えた声変わりしたばかりの男の子の声みたいだった。1.25-1.5くらいの速度で聴いた。