2024年3月に聴いた洋書のリスト

2024年3月に私が聴いた本のリストを紹介する。

1.『Exposed: The Ashley Madison Hack』by Maria Luisa Tucker, Sophie Elmhirst

既婚者向けの出会い系サイトThe Ashley Madison (アシュレイ・マディソン)が、2015年にハッカーにより個人情報を盗まれた事件についてを取り上げたオーディオブック。個人情報を公開され被害に遭った人やそのパートナーなど、影響を受けた人のインタビューが興味深かった。だが最後の方には、このサイトのメリットやポジティブな面を語っているところがあったので、サイトの広告をしてるのか?と思ってしまった。3時間くらいで聴けるので、読書に疲れた時に気軽に聴けるのがいい。

2.『The Creative Act: A Way of Being』by Rick Rubin

これは別にレビューを書いたくらい気に入った本。

こちらからレビューを確認できる。

リック・ルービンによって書かれた本で、全ての人におすすめ。

早く日本語版が出ないかな。


3.『Yearbook』by Seth Rogen

Seth Rogen (セス・ローゲン)によって書かれた回顧録。

オーディオブックは、音楽や音響効果が入っていてかなり楽しんで聴ける。

マリファナやマッシュルームを使った時の話が満載で、笑える。

特に飛行機の中で、痙攣起こしたと思われた話が面白かった。

コメディなので、息抜きをしたい時に聴くのがおすすめ。

4.『Can't Hurt Me: Master Your Mind and Defy the Odds』by David Goggins

前からずっと読みたいと思っていたが、やっとオーディオブックで聴くことにした。

虐待されていた幼少時代の話は興味深かったが、その後彼が成し遂げたことについては、途中で共感が持てなくなってしまった。

彼の成し遂げたことのレベルがあまりにも過酷な上に、自分とはかけ離れすぎて、残念ながら得られることが少なかった。

身体的に挑戦したいことがある人や、何か乗り越えたいことがある人にはおすすめ。

5.『Emotional Labor: The Invisible Work Shaping Our Lives and How to Claim Our Power』by Rose Hackman

若い男性が思う男性像の7つの柱についての考察が興味深かった。

ちなみにその7つとは、Self Sufficiency、Acting Tough、Physical Attractiveness、Rigid Masculine Gender Roles、Hypersexuality、Heterosexuality and Homophobia、Aggression and Control の7つだ。

この手の本は日本語訳を買って読んだ方がもっと詳しく理解できると思った。

6.『One Day』by David Nicholls

Netflixの海外ドラマ『One Day (ワン・デイ)』の原作。

この本も海外ドラマのレビューと合わせて感想を載せている。

こちら


7.『It's Not You』by Ramani Durvasula

ナルシストについて書かれた本。

日本語で「ナルシスト」というと、”自分のことをかっこいいと思っている人”、というイメージがあるが、この本を読むと実はそんなに単純ではないことがよく分かる。

ナルシシスティックな性格は、女性への犯罪や、ミソジニー、Coercive Control (コオーシブ・コントロール / 支配的な束縛)にもつながることがあり得ると感じた。

この著者の本をもっと読みたいと思った。


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あとがき

2月はモチベーションが高く10冊読んだのに、3月は失速し7冊聴いた。

リック・ルービンの『The Creative Act』や、『It’s Not You』が印象的だった。

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