2024年9月に聴いた洋書のリスト
2024年9月に私が聴いた本のリストは下記の通り。
1.『The State of Affairs』by Esther Perel
ベストセラー作家でセラピストのEsther Perelは、この本で浮気を通して現代の恋愛関係を探り、単純な議論を超える洞察を提供している。彼女は、浮気が関係を壊す一方で、癒しや再生のきっかけにもなり得ると主張。10年以上にわたるカップルの支援経験を基に、浮気と現代の結婚について考察している。
私は実生活で浮気による問題を抱えいるわけではないので、あまり共感できず面白味がなかったが、浮気でお悩みの人にはおすすめかもしれない。
2.『Never Split the Difference』by Chris Voss, Tahl Raz
元FBI国際人質交渉人のChris Vossによって書かれた本。
『Never Split the Difference』では、命を救う交渉の世界に読者を招き、成功を収めた9つの効果的な原則を紹介する。これらの戦略は、仕事や日常生活のあらゆる交渉に役立つと書かれていたので、面白そうだと思ったが、実際はあまり実生活で役立つことは書かれていなかったように思った。
唯一、本FBIプロファイラーのJim Clementeもよく言っているように、嘘をつく人は、”It”とか”they”の3人称を使って、距離を置こうとする、ということが書かれていててなるほどなと思った。
3.『Generations』by Jean M. Twenge
この本はかなり面白かった!また読んでみたい。
タイトルにあるように、「Z世代、ミレニアル世代、X世代、ベビーブーマー世代、サイレント世代の本当の違いと、それがアメリカの未来に何を意味するか」についての本だ。
一番衝撃的だったのは、”いつの時代に生まれたかというのは、誰に育てられたかということよりも、性格や価値観に大きな異境を与える”という箇所だった。やはり親と意見や価値観がが合わないというのは、当たり前のことなんだなと実感した。
前に紹介した『Anxious Generation』と被る内容もあり、面白い内容だった。また読み返したい本。
4.『The Killer's Shadow』by John E. Douglas, Mark Olshaker
FBIの伝説的な犯罪プロファイラーでありベストセラー作家のジョン・ダグラスが、白人至上主義者であり連続殺人犯ジョセフ・ポール・フランクリンの追跡と刑務所での対面を詳述している。
現在のアメリカに見られる銃乱射事件のことにも何か通じるものがあって興味深かった。
5.『When a Killer Calls』by John E. Douglas, Mark Olshaker
上記の本の作者、ジョン・ダグラスによって書かれた本。伝説のFBI犯罪プロファイラーとして、1985年に南カロライナで起きたシャリ・スミスの誘拐・殺害事件を追っている。
本の中で書かれていたほとんどの犯罪が犯罪を犯す3つの感情的な願望は、”manipulation (他人を騙す), domination (支配), control (コントロール)”と書いていて、まさに女性への犯罪への理由と同じだなと思った。
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あとがき
夏の始まりからアニメのハイキュー!!にハマってしまい、洋書を読む時間にかなりの影響を及ぼしてしまっている。今は好きな作家のSally Rooneyの本を読んでいるので、年末までにできるだけ目標件数に到達出来るようにキャッチアップしていこうと思う。