2024年7月に聴いた洋書のリスト
2024年7月に私が聴いた本のリストは下記の通り。
1.『Beautiful World, Where Are You』by Sally Rooney
私が好きな作家Sally Rooney (サリー・ルーニー)の小説3作目。
この本を聴いたのはこれで2回目。何回読んでもいい!Sally Rooneyの本で今のところ一番好きな本。1回目に読んだ時と同じく、Felix (フェリックス)が好き。
この本についてはKindle版も読んで、詳しくレビューを書く予定。
2.『In Control』by Jane Monckton-Smith
日本で一家心中とかいうニュースがあるたびに、みんなこの本を読んでコントロールについてもっと理解するべきだと思う。夫婦関係が上手くいっていなかったとかではなく、大抵のケースは男によるコントロールが原因なのだということを。
そしてそれを取り締まる法律を整えないといけない。ただ、日本がそれが出来る日はいつになることやら。
昔、かなり几帳面な男には気をつけないといけないということを聞いた事があるが、この本に原因と思われる事が書かれていた。例えば冷蔵庫が綺麗に揃ってたりというのは、”コントロール”でレッドフラッグ(危険信号)なのだ。なるほど!目から鱗がおちる感覚だった。
3.『Two Stories』by Sally Rooney
私が好きな作家Sally Rooney (サリー・ルーニー)の短編小説2作が載っている。『Mr Salary』は『Conversations with Friends』を思わせるストーリーだった。
『Colour and Light』も面白い。男兄弟が登場するのは、来月発売される『Intermezzo』の元になっているのかな?と思った。
4.『Dopamine Nation』by Anna Lembke
この手の本は、日本語版を読んだ方がいいなと思った。小説と違って少し説明が難しい部分があった。
著者がロマンス小説にハマったことを赤裸々に語っていて、共感できるとともに、身近な例を語ることで内容が理解しやすかった。
5.『Joe Country』by Mick Herron
6.『A Stolen Life』by Jaycee Dugard
“ジェイシー・リー・デュガード誘拐事件”の被害者が書いた回顧録。前から読みたいと思っていたのだが、悲しすぎる内容である事が分かっていたので、読み始めるまで勇気がいり時間がかかった。
私は普段本を読む時に思ったことをアプリにメモするのだが、この本はただただ気持ちが暗くなってしまい、メモを読み返す気にもなれないので、終始メモはせず。
ただ、"お母さんのことを考えると悲しくなるので、考えないようにしていた”、というのが一番印象的で、なんとも悲しすぎた。
英語は子供が書いた本を読んでる感覚。分かりやすくて、英語初心者でも読みやすいと思った。
7.『The Catch』by Mick Herron
『Slough House』シリーズの短編小説。
短すぎてよく内容が理解できなかった。
ジェフリー・エプスタインをモデルにしたのか?という人が出てきた。後は、前回読んだ短編小説に出てきた人がまた登場していた。
『Slough House』シリーズを全部読んだ後に、また読み返したいなと思った。
8.『Make Your Bed』by William H. McRaven
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あとがき
6月と7月は娘(5歳)の夏休みがスタートしたので、日中に本を読むペースが落ちてしまった。ただ、Sally Rooney (サリー・ルーニー)やSlow Horses (窓際のスパイ)シリーズ、True Crime (トゥルークライム)など自分な好きなジャンルを中心に読むことで、少しずつ遅れを取り戻している。このまま好きな本を中心に読んで、キャッチアップするぞ。